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MacMillanのポリエン環化

ポリエーテル環をエポキシの連続開環によって合成した論文を過去に取り上げています
たとえば
http://angew.blog68.fc2.com/blog-entry-158.html

一方、エーテル環ではない単純なシクロヘキシル環などを
二重結合を使ってドミノ反応によって合成する手法もよく知られています
この場合、生成物の多くの不斉点は末端をのぞいて基質に依存しています
(その点はエポキシの連続開環がエポキシの立体で生成物立体を制御しているのとは異なります)

さて、今回取り上げる論文は
Enantioselective Polyene Cyclization via Organo-SOMO Catalysis
(J. Am. Chem. Soc, 2010 ASAP)

Princeton、David MacMillanの論文です
彼らが開発した触媒を使ったSOMO Activationによるポリエン環化です
SOMOに関しては
Enantioselective Organocatalysis Using SOMO Activation(Science, 2007, 316, 582)
を参照

では本文
0403_20100404222733.jpg

スキーム見てまず気づくのは
一電子酸化剤にCuをつかっているところでしょう
ここは論文(基質)ごとに変えているのでほぼきまっているamine触媒とちがい、
いろいろ検討しなければいけない部分です

末端がアルデヒドであることはメカニズム上必須です
相変わらずeeは高いです
今回の場合、収率がやや低いのは仕方ないでしょう
天然物への応用もほしかったところです

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テーマ : 化学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

面白い溶媒系ですね。
初めて見ました。

Re: No title

MacMillanは溶媒に関しては
かなり検討しているんだろうけど
さらっと書いてあることは多いですね
検討のtableもsupportingにすらありませんし
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