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論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキング

web of scienceやendnoteで知られるトムソン・ロイターが
論文の引用動向(過去11年)からみる日本の研究機関ランキングを発表しました

化学部門は
http://science.thomsonreuters.jp/press/releases/esi2010/ranking/#4
あくまでも化学ランキングなので有機化学以外も含まれます

化学に関していえば日本トップの被引用回数を誇るのは京都大学(世界4位)、
ほぼ同回数で2位は東京大学(世界5位)
以下、()内が世界ランク
大阪大学(11)、産業技術総合研究所(14)、東北大学(18)、科学技術振興機構(19)、
東京工業大学(22)、九州大学(37)、名古屋大学(39)、北海道大学(46)と続きます

平均被引用数(1つの論文が何回引用されているか)では
東京大学、科学技術振興機構、京都大学がトップ3です


あくまでも参考程度と考えるべきでしょうが
自分の通っている(いた)大学がランクインされているとうれしくなりますし、
もっとがんばってほしいと思いますね

この調査の問題点はいくつか存在します
たとえば科学技術振興機構(JST)が別枠になっている点
JSTはERATO,CREST,さきがけといった大規模予算研究をもっています
そのため、選び抜かれた少数の教授によって多くの論文がJSTの名前で出されています
そのため、こんな高い順位なのでしょうが
研究母体はほぼそれぞれの所属大学であるという事実をおそらく考慮されていません
(単純に大学とJSTでそれぞれカウントだと思います)

さらに調査期間は過去11年(1999~)です
有機化学でいえば、
11年前、有機触媒という考えは存在していませんでした
現在では、有機触媒の論文が発表されない日の方が珍しいでしょう
このように11年前と現在では研究の幅、流行といったものは
有機化学の場合以上に大きく異なる分野は多々あると思うので
11年が調査にふさわしい期間かどうかはよくわかりません(分野ごとに大きく違うとおもいます)

さらに有機化学に限ったことをいうと
化学の順位は有機化学の順位とイコールの関係ではありません
有機化学は材料科学、生物学・生化学、薬理学・毒物学などとも密接に絡んでいるためです

こういった問題点も考慮に入れておく必要があると思います
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テーマ : 化学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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