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ArClのトリフルオロメチル化

The Palladium-Catalyzed Trifluoromethylation of Aryl Chlorides
(Science, 2010, 328,1679)

Buchwaldらの論文です
0630-1.jpg
0630-4.jpg

反応としてはArClのトリフルオロメチル化で
aldehydeやketone、フリーの水酸基やアミノ基あたりをのぞいて様々な官能基を有していても使えます

反応条件がイマイチ確定していません
Pd源、リガンドの組み合わせて3条件あります
orthoに置換基がある場合は右側のリガンドの方がよいらしいです

この反応の難しさはメカニズムから説明されます
0630-5.jpg
点線で囲んだ中間体から上に行けば今回の反応です
一方、左に進んでしまうとホモカップリング体ができます

目的のサイクルを回すために
今回の場合Clを使う(基質でのコントロール)
還元的脱離を早める(触媒でのコントロール)
の2つをうまく組み合わせています

さて、この反応の発展としては
0630-2.jpg
こういった反応でしょう
同じPdでカップリングとCf3がワンポットでできれば
2反応を同じPdでできるためPdの節約になります
(一方、リガンドの設計は大変かもしれません)


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テーマ : 化学
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