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注目した論文(JACS, 2010, issue38)

更新しないうちに次号が出てしまいましたが
前回予告したJACS, issue38で注目した論文です
この号は有機化学の論文が多かったですね


Stereospecific Suzuki-Miyaura Coupling of Chiral α-(Acylamino)benzylboronic Esters with Inversion of Configuration
(J. Am. Chem. Soc., 2010, 13191)
inversionで進行する鈴木宮浦カップリング
メカニズムに関してはまだ検討中らしいです
触媒的不斉カップリング反応のG. C. Fuといい、
立体+カップリングに関する報告はこれからどんどん増えそうです

Direct C-H Arylation of Electron-Deficient Heterocycles with Arylboronic Acids
(J. Am. Chem. Soc., 2010, 13194)
BaranのAg触媒を使ったC-H arylationの論文
全体的に収率が良くないです
この手の論文にしては研究者数が多いので
天然物への応用を狙っての反応開発なのでしょう
これを使った複雑化合物の全合成に期待しましょう

Total Synthesis and Absolute Stereochemical Assignment of (-)-Communesin F
(J. Am. Chem. Soc., 2010, 13226)
LiHMDSを使ったスピロ環(実質B環)の構築がキー反応としていますが
AおよびG環の構築もうまいです

Asymmetric Total Synthesis of Vindorosine, Vindoline, and Key Vinblastine Analogues
(J. Am. Chem. Soc., 2010, 13533)
こちらも全合成、article、じっくり読みたい論文です
生物活性まで調べているのは今の合成研究の流れといえますね
(単に合成するだけではなく、何に役立つか)
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テーマ : 化学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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