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研究室選び

年が変わりました
今年もよろしくお願いします

さて
学部生で、所属研究室を考えるのはこれぐらいの時期ではないでしょうか?
この研究室選びは、自分の将来に極めて重要です
それは高校や大学選びとはけたが違うと思った方が良いです
↑の場合、学力でほとんど選択肢はしぼらます
そして学部や学科は、
「物理が嫌いだから化学」といった感じの人が多いのではないでしょうか?
しかし、研究室を選ぶとその後の就職先もかなりしぼられます
それはイコール自分のその後数十年を決める第一歩であると言えます
なんとなくや、おもしろそうだけで決めると、あとで痛いめにあいます


大学、研究室は通過点です
自分にとってできるだけ+になる研究室を選びたいものです
さてでは、どういう基準で選べば良いのか?



ここでは僕が考える基準を示してみたいと思います(あくまでも個人的な意見です)
もちろん研究内容に興味がないと続かないです
あまり好きではないけど就職が良いからなどという理由で
研究室を選ぶのは絶対にやめた方がいいです

でも、例えば有機化学の研究室なら2~3ある大学も珍しくはないと思います
あまり学部の段階では違いが分からないと思います

そこでこんな基準で選ぶのはいかがでしょう?
1,講義の時に感じたスタッフの人柄
自分に合いそうなボスを選びましょう
相性は人それぞれです
周りに流されてはいけません
100人のうち99人が嫌いだといっていても自分が好きならそのボスでよいのです

2、所属している先輩に聞く
食事のときにでも会ったときに気軽に聞くのがいいと思います
スタッフがいるところで聞くと悪いところは言いにくいので、いないところできくのがいいでしょう
これが直接かつもっとも情報量が多いと思います
スタッフはいいところばかりを宣伝します
悪いところも聞いておくと自分に覚悟ができます
はいったあとで、こんなつもりじゃなかったという後悔をしなくてすみます

3、HPをみる
たいていの研究室はHPで情報を発信しています
見る基準は
更新頻度
論文数(10人の研究室で年5報なら、2年に1つ論文になるぐらいの成果をだす、求められる)
質は分からないと思うのでとりあえず数で判断しましょう
メンバー構成(学部生、修士、博士の割合)
教授の受賞歴(賞を取る=外からその研究室の研究が評価されている)
ただし、教授が高齢になればなるほど、当然受賞歴も増えてきます
一方、まだ若く、立ち上がって間もない教授の研究室では受賞歴はほとんど無いので評価は難しいかもしれません

学生の受賞歴
(公開していない研究室もありますが、学生が様々な賞を取っている=学生が主体性を持っている)
これは意外と重要です
教授になるのに必要なのは研究成果であって教育経験ではありません
故に学生の指導がうまくない、けど優れた成果を出している教授はいます
また教育というのははっきりいえば時間の無駄です
教授にとっては自分の時間を使っても、そこから得られる成果はないです
しかし、学生としては自分を磨きたいです
そこで、学生の受賞歴から教育環境を判断しようと言うことです
やらされているだけでは、なかなか賞は取れません
特に学生の場合、多少研究成果が劣っていても人物評価(将来性)も
選定のファクターとなっていることがあるので
指導環境を間接的に知るにはいい情報だと思います


4,教授の年齢
博士までとるためには一般的に
修士2年と博士3年が必要です
その間にボスが定年を迎えるのはできれば避けたいところです

ボスが替われば研究室のテーマは一新されると考えるべきです
あえて苦難の道を行きたい
または、最初から変化を望むつもりなら別ですが、
研究指導~就職まで一貫した指導の下の方がよいと思います


結論
興味があるだけではなく
指導環境が整っている研究室にしましょう
時間は限られていますが、
自分で主導権をとって選ぶことができる機会です
慎重に決めましょう


最後に、
ここは有機化学のブログなので有機化学の研究室のこと少し、
一般的に、他の研究室に比べて有機化学の研究室は、
きつい(拘束時間が長い、バイトはできないと思っていた方がいいです)
汚い(化学物質にまみれた環境)
臭い(悪臭物質の扱いは日常茶飯事)

しかし
ここで自分をしっかり磨けば他の研究室よりも様々なところで活躍できるだけの能力を身につけられると思います
例えば
就職活動では化学業界はもちろん、製薬、食品など多数の企業が有機化学者を採用するため有利です


そして有機化学は2001年(野依良治)、2010年(鈴木章、根岸英一(ただし研究拠点はアメリカ))がノーベル賞を受賞していることからも分かるように
海外からも高く評価され、今なお世界をリードしている分野の一つだと思います(=いい研究室は多いです)



2011年が貴殿にとっていい年でありますように!!!
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テーマ : 化学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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